例年のことで、「今年もその時期か…」と思うほどの恒例行事になってしまったのですが、秋のお彼岸の時期になると決まって、家の中にハエが出没します。
これがまた、とてもフレンドリーな態度で、私や息子の手や肩に止まったり、結婚指輪の上でじっとしていたり、パソコンの上でじっとしていたり、一緒にごはんを食べようとしたりして、どことなく前から知り合いだったような気がするハエちゃんなのです。
もしかしてご先祖様なのかなと思い、お水をあげたりしてしまいます。
息子のごはんを目がけているときには「気持ちはわかるけど、今はハエだからさ、この子のごはんには近づかないでね」というと聞いてくれたりします。
そして「来てくれてありがとう。そろそろ帰ってね。また会おうね」というと、いつの間にかいなくなります。
どうなのでしょうね。
いつか、ハエになって会いに行きたい気持ちがわかる日が来るのかな。
そんな日は来ないのかな。
全部気のせい?うん、そうかも。
答えは何十年後か、何百年後に、わかる…のかも。
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