のくとまりマーケット、円光寺さまでのヨガクラスでは、お子さま連れのお母さんのご参加が多く、母と子のふんわりとしたいい時間でした。

 

寝たり起きたり、泣いたり、授乳やオムツと、子どもたちは60分もじっとしてはくれません。ヨガをしたいお母さんも、試行の末、「ハイハイ」とやさしく子どもの声を聞いてあげることになります。

 

私の息子もずっと膝に座っている、お母さんっ子でした。かつて幼い息子といっしょにヨガに参加したときは、集中させてくれない息子がうらめしかったです。

 

でも、いま一人で集中してヨガができるようになると、ちょこちょこと邪魔をしにきた小さな息子をなつかしく思い出して「あの状況下での練習は、あれこそがヨガだったなー・・・」と思います。

 

 

ティク・ナット・ハン師(マインドフルネスを提唱されている仏教僧)の本に、こう書いてありました。


ヴェトナムの民謡にこんな一節があります。
「一番むずかしいのは、家庭で修行すること。次は人ごみのなか、そして一番楽なのは寺院のなか」
マインドフルが本当に試されるのは、多忙で過酷な状況においてなのです。

 

アーサナを深める意味でも、短い時間のギュッと集中した練習は、これからのヨガを深めてくれるはず、と私の経験からそう思います。

 

また、一緒にヨガをしましょう。大人も子どももみんないっしょにね。